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23 March 2009

荒田八幡宮

日々の暖かさに、空はすっかり春らしくなりました。

わたくしどものはす向かいに、豊かな緑をたたえて建つ荒田八幡宮。鎮座1300余年といわれ、社殿の創建は
天文21年(1552年)。当時の薩摩国守・島津15代貴久公によって、鹿児島神宮の分宮(わけみや)として現在の場所に再興されました。

古くから文化学芸、安産、海運で信仰があり、境内の樹齢約450年の大くすは、鹿児島市の指定保存樹林に認定されています。毎年10月23日に開催されるホゼ祭り(秋季大祭)の
神前奉納。旧暦1月25日前後の日曜日に開催される初午祭での飾り馬による鈴かけ馬踊りが良く知られています。

幾年もの間、変わることなく四季折々の趣を伝える荒田八幡宮。春の木漏れ日も美しい鎮守の森には、実に穏やかな時間が流れています。