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10 January 2014

プラチナについて2

ブライダルリングをお買い求めになる際に聞く「ハードプラチナ」という言葉。

プラチナは硬いというイメージがありますが、一般的な18金のゴールドよりも柔らかい金属だということはあまり知られていません。

貴金属の硬度というのは、ビッカース硬度(Hv)で表されます。ジュエリーに使用されるプラチナの硬度は120~160Hv。
これは、変形のしにくさに関わる数字です。
近年、このビッカース硬度を上げた、曲がりにくいハードプラチナが多く開発されています。

それとは別に、モース硬度と呼ばれる、引っかき瑕(きず)に対する硬度を評価する数字があります。プラチナのモース硬度は4.0~4.5。実はモース硬度5.0のオパールやガラスよりも瑕がつきやすいのです。

また、地球を構成している主な成分である石英のモース硬度が7.0ですので、例えば砂場や家庭菜園などの土いじりでも、プラチナには瑕が付き摩耗してしまいます。

マリッジリングのように毎日着けている大切なジュエリーこそ、日々の小さな心がけで末永く美しくご愛用頂くことができます。特に家事を行う際は、衛生の面でも、なるべく着け外しをされることをお勧めいたします。

06 January 2014

プラチナについて1

純粋性と希少性だけでなく、変色や変質がほとんどない不変性が永遠を意味することもあり、アニバーサリーのジュエリーに
最も適した金属として知られているプラチナ。

プラチナの純度については元素記号の「Pt」に3桁の数字を組み合わせて「Pt900」や「Pt950」と表記されます。ジュエリーで「プラチナ製」と呼べるものは、日本ではプラチナ含有率85%「Pt850」以上です。

もともとプラチナは柔らかく、通常、パラジウムやルテニウムなどの他の金属を混ぜることで硬度を上げています。

プラチナは、40億年前、地球に飛来した隕石により外宇宙から運ばれてきたと、英科学誌『Nature』で近年発表されました。採掘できる量が極端に少なく、希少価値の高さは、他の貴金属をはるかにしのいでいます。

遠い宇宙から届けられたプラチナが、時を経て、かけがえのない気持ちや愛を伝えるジュエリーとして、特別な意味を持つようになったことに、自然の神秘と壮大なロマンを感じます。

04 January 2014

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

皆さまにとって幸多き一年となりますよう心よりお祈りいたします。

たくさんの心温まる想いや願いが込められるジュエリーの販売に携われる喜びを胸に、さらなる新しい発見をお客さまを提供できるショップを目指して、努力を続けてまいります。

本年も変わらぬご愛顧を何卒よろしくお願い申し上げます。