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02 August 2007

コレクションより。

「薩摩ボタンを用いたパーティージュエリー」(非売品)K18、ダイヤモンド、あこや真珠、南洋バロックパール、薩摩ボタン(末広扇面型、鳳凰に桐唐草紋様)

薩摩ボタンをメインにデザインされた、大ぶりのパーティージュエリーです。薩摩焼絵付け師とのコラボレートの目新しさから、各メディアで取り上げられたコレクションです。

薩摩ボタンとは、幕末の薩摩藩が海外輸出向けに作ったアクセサリーボタンです。美しい色絵と貫入と呼ばれるひび模様が特徴で、現在でも
欧米の陶磁器ファンに根強い人気を誇っています。今回使用したものは、その復刻版として作らせたオリジナルデザインです。

薩摩ボタンを用いた一連の作品の発表をきっかけに、わたくしどものジュエリーデザイナーが、日本ジュウリーデザイナー協会の正会員として認められました。

社団法人日本ジュウリーデザイナー協会(JJDA)は、ジュエリーデザインが正しく評価されることを願って1964年に創立されました。
現在、宝飾業界で顕著な活躍をしているデザイナー、芸術性の高いジュエリーアートの創作に励む作家、大学等の教育機関で後進の指導を行う教員などが、正会員として認められ、活動を続けています。